気温変動

「死に関わる」を前提とした高温警報を
ニュースで盛んに流している・・

最近では
一酸化炭素排出による地球温暖化なんぞの議論はすっかり影を潜め
躊躇無いエアコンによる緊急避難をやたら推奨する始末

なりふり構わない報道姿勢は
果たしてどの位本気の警鐘なのだろうか?

私の職場の身近な同僚達でも
この一週間で3人が早退し2人が休みを取った。。


さてと実際に
50年前とはどの位の気温差があるのだろうか・・

当時の私は都内の小学校4年生
同級生で家にエアコンが完備されていた者は
記憶の限りでは一人だけだった
然も前年まで2年間仕事の関係で住んでいた横須賀では
夜は窓を閉めて寝る・・
要するに夏でも夜中は肌寒かったのだ

所が都内はやはり事情が違う
アスファルトの道路は熱を保ち続ける為に中々寝付けない夜が度々ある
我が家が初めて扇風機を買ったのはその頃だった

夏休みの学校のプールは大盛況
子供達が日中の暑さを避けるには最有力な手段であり
然も夜は疲れから熟睡できる一石二鳥の要素も含んでいた

時は昭和43年の東京中野区の野方駅
現在の三菱ufj銀行の店頭には現在時刻と気温が表示されていた
越境通学の私は
角を曲がったら見え出すその時刻掲示で電車の待ち時間を計る・・
と同時に表示気温で夏休みの暑さのピークを推察したものだ

記憶している最高気温は33度
精度に若干の誤差はあったかもしれないが
以降数年に及んでそれ以上になった記憶は無い・・
要するに大体が30~31度程度
夏のピークになればやっと32度・・33度は本当に稀といった次第

その頃の1~2度程度の差でさえ
「気温表示」を見る前に体感で推察可能だった位だから
現在の「約40度」なんざ想像の域を遥かに超えている事になる

・・・・

現在の職場のエアコンも既にオーバーフロー状態
室温も常に30度を超えている・・
午後3時頃には呼吸も苦しくなり目の焦点が合わなくなる
然し早退したとて外は炎熱地獄なわけだから
まだしも職場内の現状の方がましと捉えて我慢する

あと2ヶ月はちょっと無理かも・・

涼しくなるであろう
9月末まで私の心臓は持つのだろうか?