登校拒否

いつも私に対して
きっかり四文字の定型句しか発しない娘が 
(おはよう、ただいま、おかえり、おやすみ)
思いもかけず具体的コミュニケーション言語を投じて来た。。

ぱぱぁ!マイナンバーの番号教えて~

はぁ?

大学の奨学金申し込みに必要だから~

・・どっか大学行くんか~?

J大学~

・・・そっか~ え”っ! (あれ・・?結構マトモじゃん)

・・・・

思えば・・
伏せてはいたのだが
去年の娘は約半年間に及んで不登校だった。。

オカシイなと感じたのは確か夏休み前の事
部活早期脱退を奨励する学校の方針に呼応して
娘は結構早々と二年生の春の時点で退部を申し込んだ

決して進学に備えてだけでは無い
定点レギュラーとは言い難かった
部活のポジションに見切りを付けたという所が近い線だろうか

団体スポーツはメンバーが足りなくなれば成り立たない・・

所属部活が微妙な人数構成だった為
仲良しだった同級生でもあり部活の仲間でもあった友人達に
一気に裏切者として見切りを付けられてしまった。。

一番の問題は修学旅行のグループ分け
娘の憂鬱は加速する・・

夏休みは見事に「夏眠」をばっちり決め
九月に入っても登校する気配は全く無い・・

こりゃヤバくないかい?

父親として何か言わなきゃ・・?
慰めるのか?叱るのか?
慌ててnetで検索しまくるが・・
何が得策なのかなんて特効手段は全く見当たらない

どうしたもんかね~

私たちの娘よ・・信じて待ちましょう。。  by mamaちゃん
(私だけの・・が本心)

そして・・
ゴロゴロゴロゴロ秋眠秋深し。。

まぁ・・
高校の卒業資格取得手段位は考えてやらにゃいかんなぁ

所が
何故だか娘はチラホラと学校へ行く事がある・・
早退もしてくる様子だが
約束した日に不登校だとmamaちゃんにシコタマ叱られている・・

けれどもその後
何だか段々登校する様になって今度は帰りが遅い・・
(ホントに学校行ってるのかね?)

どうもね
娘を好きな男の子とか友達たちがね
皆で必死で登校を促してくれてたようで立ち直ったみたいよ~

・・・

有難い事に
夏眠中も秋眠中も
其々が切れずにコンタクトを取ってくれていた次第。。

帰りが遅いのは
学校に居残りして勉強しているかららしいわよ~

・・・

はぁ
いい友達たちだね・・
俺なんかの時代の同級生達なんか「切り捨て御免」だったからなぁ

先生たちも尽力を尽くしてくれていたようだ

娘が取得した貴重なマテリアル。。

良い友達を持つ事

簡単に絶望しない事


(俺も見習わなきゃ。。)