新聞集成 ベトナム戦争

ヤフオクの出品をしていて思わず手が止まる時がある
「断捨離」の決断が歪むのは意外なモノだったりもする・・

1975年4月30日
高校生だった私は短波でサイゴン放送を聞いていた
高揚したアナウンサーの声は昨日までと違って全く聞きなれないものであり
既に市中へ殺到した北ベトナム軍が放送局をも占拠した事を悟って
愕然となった・・

それは言い方がどうであれアメリカが負けた事を意味していた
世界地図が一か所とは言え社会主義に色を変えた事は
忍び寄る中ソ勢力の気配と捉えて私は恐れ憂いていた・・


だからと言って・・
何でこんな本持ってるんだろ・・俺
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1216ページ、重さ4.03㎏・・ 定価20,000円(19,417円) 1990年刊行

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中身は見た通りでベトナム戦争に関する新聞記事の集約

ヤフオク出品の手が止まった心中と
この本を購入した時の心中はどこかで
共通しているに違いない・・

間違いなく言えるのは小学校二年生位の頃から
興味を引いて読み漁った新聞の内容が
殆どインドシナベトナム)、ベトミン(後のベトコン)についてであり
誠に奇妙な小学生だったのは否定できない事実であった

特派員の記事はそれこそドキュメンタリーそのままで
ベトコンの待ち伏せ作戦からの命からがらの脱出劇だったり
反撃の掃討作戦の様子はそれこそ手に汗を握る迫力で・・

そうだ!思い出した
そんな「迫力溢れる記事」を読み返したくて購入したんだった!
(実際に読んだら記事は選択されており迫力性は完全に割愛されていたけど・・)

けれども・・
出品しなかったら今更ながら読むのか・・俺?

う~ん。。断捨離も悩みどころですなぁ・・