奇妙な求人

何気に求人案内を見ていたらちょっと変わった募集を見つけた

不思議な事に内容を見ようとしても簡単に開ける事が出来ない・・
かといって募集を打ち切った訳では無さそうで
別記で携帯のQRコードでの読み取りを暗に促している・・

別に「裏稼業」とかでは無いのに募集に積極性が感じないのは何故なのか?

読み込むと驚くべき内容が表示された

勤務時間
17:00~翌8:30(実働1,5h 待機13h)

夜勤か?しかしなんじゃこりゃ?

22:00~翌6:30は仮眠可能  シャワー有り

???

日給9,000円

安っ!いや高いのか?よく分からん・・

業務内容
斎場の通夜利用者対応、電話対応、施設施錠、見回り・・

斎場の夜勤? mmmmm・・・見回り怖!

・・・

日給9000円はどうなのか・・
私は2倍でも遠慮したくなるのはまだ煩悩が強いのか?

そういえば昔不動産時代に
斎場に住み込みという女性が部屋を探しに来た事がある
接客したのは私ではなかったのだが
後で担当者から聞いた話では
女性が接客カウンターの椅子に座る際に座席部分をサッサと払うんだそうだ

お席が汚れていましたか? と聞いたら

いえ 先客がいたもんですから・・ と女性

その時は何の事だかよく分からなかったが
話が打ち解けた頃に再度それとなく聞いたら・・

仕事柄のせいだか何人も憑いて来ちゃって・・ と数珠を出して見せる女性

担当者が目を丸くしていると・・

度々中には悪さをする奴がいまして・・ とダメ押し決定打

結局接客どころでは無くなってしまい
女性も気に入った物件は見つからずにお帰りになったという次第

・・・

誰かがやらなければならない仕事の筈だし
私は別に斎場の仕事を蔑すんでいる訳ではない
然し「霊感」の強い人が住み込みまでして大丈夫なのだろうか?

実際に女性には常時10人が所の「親衛隊」が取り巻いているそうで
彼等の「存在」に気が付いてしまう事で丸でAKB48の追っかけの如く
行き所に迷う火葬後の霊が慕って憑いて来るんだそうだ・・

女性の記載した収入欄はかなり高めだった・・

リスクと言っても何にも感じなかったり
気にしない人も大勢この世には存在している訳だけど
ある意味「適材適所」と真逆な仕事と言えないだろうか・・


余談

度々深夜に職場で心臓発作を起こす私に
心配して介抱してくれる夜勤の女性たち・・

お願い!ここで死んだりしないでね~

意識が半分無くても冗談を欠かさない私

死んだら必ず介抱してくれたお礼に来ますから・・

そんな事言わないの~!

暗がりで肩をポンとされたら私です・・

ひえ~! 死んでしまえ~!