不思議な話

知恵袋に投稿して頂いた話
著作権放棄承諾済み)
 
私が小さい頃、家族で体験した恐いというか不思議な話ですが。
夜中、みんな寝ている時間に玄関の戸をガンと叩く音がしました。
(古い家だったので玄関の戸が引き戸のうえチャイムがなかった)
祖母がすぐ気付いて電気を付けようとしましたが、母が不気味がってそれを止めました。
声もなく、しばらくガン、ガン、ガンとなっていました。
母が暗いまま玄関の方を覗きにいくと、男の人のシルエットだったそうで、
思い当たる人もいないし、出ませんでした。
音が止んだので、誰かの家と間違えて訪ねてきたんじゃないかとか話して玄関に行ってみると、
玄関の外がずぶ濡れでした。そこだけ。
その日の朝、親戚のおじさんが亡くなったと電話がありました。
そのおじさんは祖母のことをよく慕っていました。
亡くなるときに祖母に会いに来たのかな、とみんな言っていますが、
あのとき普通に出ていたらどうなっていたんだと思うと恐いです。
 
・・・・・
 
>玄関の外がずぶ濡れでした。
 
これは良く聞きますね
海洋国家に多い話
 
戦時中の徴用船舶の船員や乗客が撃沈されて
家族にお知らせに帰ってくる・・
 
イギリスの場合なんかは
玄関前が濡れているばかりでは無く海藻が落ちていたり潮臭かったり
 
何故か海軍の兵員の『お知らせ』は聞かない気がします
 
既に覚悟が出来ているからでしょうかね
 
そうそうイギリスは軍艦の遺骨や遺品は引き上げないそうな
沈んだ軍艦自体を墓地と考える
 
歴史的に見ても
あまりにも沢山沈められて
一々引き上げてられないからなんでしょうね
 
合掌