『黒部の山賊』 珠玉の内容に星五つ

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届いた本と『伊藤正一』さん直筆のご案内
(家宝にします)・・笑



内容評価は★★★★★にて満点花丸

寝不足なのに一気に読み尽くし
最初からまた読み返している始末
(223p中距離本)

題名を飾る『山賊達』の超人的日常

語られる真実の内容は素晴らしい世界と隣り合わせた『当たり前の死』

7年間も晒されて道を外れた登山者の道標となる白骨死体
(この先は行っちゃダメみたいな・・)
そして不可解な現象・・

数々起きる山ならではの『怪奇現象』
(工事の音を毎夜忠実に復誦するのは何・・?)

『山小屋』に次々到着する凍死寸前の登山者達への『甦生』

そして当然のように辿り着けない者達の運命は?


全てが淡々と粛々と・・珠玉の秀逸本


読み切ってみるとこの本自体が
北アルプスで起こった数々の事象の『一部抜粋』なのに気が付かされる


伊藤正一さんに会ってみたい

会ってもっともっと話を聞いてみたくなる

然し酒をぶら下げて簡単に訪ねられる場所ではない・・



基を言えば去年始めた渓流釣り

俗世を忘れて源流へ赴く憧れがこの本に巡り合ったきっかけだ



北アルプス黒部源流へ飛翔する憧れ・・


俺は夢を夢で終わらせるのか?

(今晩辺りからスクワットでも始めるか・・)  byミーハー齢爺