『訪問販売』

最近『夜勤』の宿敵である『訪問販売系営業』が全くやってこない

一時期は呆れるほどいらっしゃったのに・・




実は私自身も『訪販』経験あり

『訪販』の極意は
如何に扉を開けて貰えるか だ


さておき


一時期やたらに来訪してくれたのは『マンション販売』

若いイケメンの新卒オニーサンが汗びっしょりで立っている

私も動産経験者だ

つい精通している件の会社の状況など聞いてしまう

これが会社への報告で『見込み客』にupしてしまうらしい

『見込み客』へは通わなければいけないのが業界の鉄則

所がこちらは裏工作で安く買えるコツを熟知しているノダ・・

全く敵にもならない相手だが

こちらから見ても必死さが初々しい


寝不足の怒りをかみ締めながら今日の訪問の『理由』を楽しむ・・

その日オニーサンは意外な告白をする


実は全く売れないんです・・




その日はビールをシタタカ飲んでいたので中に入れてあげた


仕事中ですから・・


こちらには全く関係無い都合だからビールを勧める・・

話を聞くと全く別の営業所からも『汗まみれ』のオニーサンが
同じエリアを廻っているらしい

訪問すると

お前の会社は夜10時過ぎに来やがって!

誰だか判らない同社他営業所のライバル・・

相互に状況を報告し合う見知らぬ営業同士
(これもサボりを封じる為の業界鉄則)


翌日彼は勝負をかけて来る

『ビールまで飲ませてくれて買わない訳は無い!』

鬼の上司の命令だ

所が訪ねて来た彼にはもう『切り札』は無い・・

気が付いたらそれきり来なくなってしまった


後日


別営業所のライバルが初めて我が家を『訪問』

○○君のライバルは君だね!待ってたよ
(彼は私を詳しく知らない)

件の彼は私を攻略出来なかったので辞めたそうである・・


彼は全く売れなかったそうだね・・


私の言葉を彼はビックリして遮った


あいつは『泣き』営業で売り上げtopでした!

今はスカウトされて別会社へ・・・


・・・


まぁそんなもんさ


不景気の昨今


『泣き営業』を女性に向けないでくれている事を祈るのみである