元キャンプ場から連れ帰った霊② 考察編他

おっかない話は訪問者カウントが増えるのである・・(笑



前回の元彼女の話は私への手前
元彼を兄貴に置き換えたのかもしれない

然し元彼女の霊感の強さは判らないが
別の話からも『引きの強さ』はあるのかもしれないとは思っている



今度の場所は『鎌倉幽霊トンネル』


有名な幽霊スポットだが
元来幽霊スポットとは夜中にやる事のない暇人が赴く『何もおこらない』場所である

所が彼女はここで引きの強さを見せてしまった・・



ある夏の晩の事だ


彼女達は女ばかり4人で深夜ドライブと決め込む

どうせならおっかない所へ行こうと意見は一致

きゃぁきゃぁ言いながら『鎌倉幽霊トンネル』へ・・

皆で息を呑んでのトンネル内走行中の事・・

なんと車の脇を抜いていく『爺様』がいる!

爺様ったらなんと乗り物に乗っていないのだ・・

『爺様単体』が車の中を嘗め回すように見ながら脇を抜いていく・・

当然彼女達は不可解な恐怖で全員絶叫だ 
(何かを期待?していたんだから当然のお約束)

其々が帰宅後にあちこちでリアルな報告がされた訳なのだが・・



ここからが肝心よ



もし・・

若しもだよ・・


絶叫でなくて爆笑してしまったとしたら・・

この『恐怖体験』はどうなっていたんだろうね

『爺様』を見てせめて1人くらい爆笑してくれたら・・と思うのはへそ曲がりかね



折角登場したのに爆笑されてしまった幽霊ってのは・・

やっぱり俗世と同じで立場は無いんだろうか・・