孫子の兵法

周囲の同い年が定年を迎えつつある

退職金で慎ましく余生の送れた時代は
景気の低迷と寿命の延びで既に失われて久しい
ちょっと腰掛のつもりが長居をしてしまい
たった10年ちょいの佇まいが古狸の称号を頂く昨今は
例え仕掛ける相手が役付きだろうが
こちとら言葉のイントネーションだけでも危険を察知してしまう。。

部材の欠品が・・

如何にも私の怠慢に聞こえるニュアンスぢゃないの?

そこで謀略
憂うる社内状況を最上部へ「思い余って」の如く上申
まぁ後は結果待ちの心

最悪は
弊社ありがちな「責任擦り付け行為」にて早期退社の憂き目もあるが
「先手必勝」は常勝手段の一つだ
孫氏の兵法を駆使すりゃ古狸は九尾の狐にだって変身もするさ
脱兎の如く逃げるも良し
いよいよとなれば鼬の最後っ屁って手段も・・

思えば
動産管理時代に
「孫氏の兵法」大好き社長の下で働いていた
女性幹部社員を社長室に呼んでは
兵法論を振り回して尊敬を得ようと足掻いていたっけ

後年
会社を裏切った私に社長はにじり寄った
「何故私を敬わず尊敬しない?」

今となっては怖いモノ無いし  ・・だけど

「社長の大好きな孫氏の兵法に準じました」
まぁ当時は20代だし言えなかったねぇ

ご存知ですか?

下剋上も孫氏の兵法の一つですが?