娘の『水泳特訓』①

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大学の『水泳部合宿所』

脇に近代的な校舎を控えていて対照的だ

ガムテープで支えられたエアコンが昭和を感じさせている
懐かしさで『建替えて欲しくない』OBの気持ちが垣間見える様な気がする・・



我家のこの夏のプロジェクト

娘の『水泳特訓』が始まった

都内の区レベルの記録を持っていた私
各泳法の全ての単位を取った『体育教職』持ちの体育大出の嫁さん・・


然しカエル達の子供は放っておいても勝手にカエルになるだろう

はどうも間違っていたようである・・


何年経っても泳ぎが全く上達しない

聞けば学校のプールも腰位の水しか入れておらず
4年生になっても『蹴伸び』の練習位しかさせないそうである
具体的な個別指導なども全く無く
上達のコツも全く教えて貰えない・・

ただでさえ『デカイ娘』だ

プールに行く度に『溺れ泳法』では堪った物ではない

今年は近所の大学の『水泳教室』に参加させる事にした

地元向けボランティアより
部費or飲み代稼ぎの匂いがプンプンしているが
まぁ専門家の指導だ間違いは無いだろう・・


本人が『やる気』を発揮したら
来月からコナミの水泳教室へ通わせようといった『繋ぎ』プロジェクトの開始



初日


取り敢えずは手続きの都合もあって現地に私が同行

所が父兄達はプールサイドまで入れるのだ
予期せず『授業参観』となってしまう・・

アツイ!

お約束の奥様方の『殿方を見下す処方』を周りから聞かされつつ
じっと暑さに耐える。。

どうも指導が生ぬるい・・
私の時代は・・がどうしても頭を過る

所が大した事は言っていないようなのだが2時間半後は娘は別人に・・

泳法は明らかに『不自由型』なのだがまるで目からウロコなのだ

仕事帰りの嫁さんと『飲み屋』で合流
初日の報告をするうちに酔った勢いで『合宿所』へ差し入れをする事に・・

体育会系はスイカでしょ

2個を無理やりチャリンコで『水泳部合宿所』へ

本能的に『食い物』を感じ取った真っ黒な『欠食学生』達があちこちから出てくる


最近の学生さんはスイカなんか・・

遠慮がちの私に

『大好きです!』

目がマジな『偉丈夫』達の声が期せずして揃ったのだが
誰も笑う者はいなかった・・



急に昭和の秩序を垣間見せる礼儀正しい彼らが大好きになってしまった

また最終日には差し入れに行こう・・