ママさんバレー 『お酒』＋『ゼンコク』のお約束
チームで暑気払いの飲み会があった（私は参加せず）
『飲み』が進んだ頃に必ず出る言葉がある
『勝ちたい！』
『上手くなりたい！』
そしてお約束の禁断の果実
『全国にこだわってみる？』
誰から出るでもない『佳境』に達した証拠
そして勇者のママさん達はちょっとタメ息をつき
夢心地の目で自身の技や技量を振り返る・・
『ゼンコク』を語るに資格はいらない
遥かに及ばなくとも誰が言ってもイイのだ
縁あって嫁さんに関係する色々なチームで『飲み会』に参加させて貰った
誰かの『凡ミス』の話から盛り上がり
『ゼンコク』の話に至るまで
一応に『飲み』の進み方は共通しているような気がする
って事は『日本中』で同じ憧れを語っているのだろうか・・？
ある大会の日
観戦に行っていなかった私の元へ『脅迫電話』が入ってきた
『20万円すぐ用意して！』
『？』
電話の主は嫁さんである
聞けばあと一勝で『ゼンコク』確定なんだそうである
その年の開催県は確か『中国地方』だったか・・
『ゼンコク』の参加費は旅費も含め一般家庭を圧迫する
結局勝てる試合を『緊張モード』全開で落としてしまい
我家は『20万円出費』を免れたのだが・・
負試合の『戦犯』の家庭の経済状況まで揶揄される事に・・
その後の『ゼンコク』への『こだわり』確認は
『20万円の不意の出費』への認識確認に置き換えられた・・
・・・
まぁその後に『ゼンコク』とは全くご縁は無い
しかし
『もし決定していたら私は行けなかった・・』
寂しそうに打ち明けてくれた1人のママがいた事も
決して忘れる事は出来ない・・
