徳川埋蔵金

最近『一攫千金』願望が強くなった気がする



まぁ私は元来怠け者に属する人種だし
この先の稼ぎなんてタカが知れている

老後でもちょこっとできそうかなと
最初に頭をよぎったのは『砂金取り』

大げさな物ではない

よくtvなんかで見かける
丸い皿でスリスリまわして比重で掬い取るアレである

さてどの位稼げるのか?

その気になって調べてみたら・・

世界大会でベストスリーに入るような達人で
年収50万円台なんだそうだ・・

当時と比較して金相場が上がった事を鑑みても
100万円がいい所だろうか

冷たい思いもしなければならないだろうし
だめだなこりゃ・・(ため息


然し砂金が取れる川の上流には金鉱脈がある
どうせなら濡れ手に泡なのだ
『一攫千金』へ容易に趣旨替えを行う・・
秩父甲州金山などの歴史を彷徨っていて・・・思い出した


所で『徳川埋蔵金』ってどうなったんだっけ?

江戸城明け渡しの際に
赤城山に隠されたと噂された360万両

糸井重里が毎回『特番』で喜々として地面を掘り返していた・・

井伊直弼に所縁のあるわが母は『勘定奉行』筋にも何故だか詳しかった

幕府は借金で『金蔵』はカラッポの筈よ

夢の無い事をノタマッテいたっけ・・

当然発見されればtvの『特番』なんか待たずに
世の中が大騒ぎになる筈なのに
みんな当時は画面に釘付けだったなぁ

時代の最先端を行くtvの寵児だった糸井重里
立派な『山師』となってしまい
徳川埋蔵金』の噂と共にお茶の間から消えていった・・

(いつの間にか紹介がコピーライターではなくトレジャーハンターになっていて笑った)


最近見かけないのは『時代遅れ』のカテゴなんだろうか?

良い時代だったなぁ・・